1. ホーム
  2. アルツハイマー型認知症
  3. ≫アルツハイマー型認知症の予防

アルツハイマー型認知症の予防

認知症と一口に言っても、その原因によって中核症状も異なります。
大きく分けると、アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症などがありますが、
このうち認知症患者の五割程度をアルツハイマー型認知症が占めています。

アルツハイマー型認知症が発症する原因について、はっきりしたことはまだ判明していません。
しかしながら、遺伝と関係があることや、年齢を重ねるごとに発症率が高まることは明らかになっています。
それに加えて、高血圧や糖尿病などに罹患している人は、健常者よりアルツハイマー型認知症の発症率が高まることが証明されており、
このことからも、認知症の予防には生活習慣の改善が一定の効果を持つことが分かります。

アルツハイマー型認知症の特徴は、女性に発症者が多く、記憶をつかさどる海馬という部分を中心に脳の萎縮が見られるということです。
そのため、初期の症状は物忘れがメインであり、その後全般的な記憶障害から全般的な障害へと移行していきます。
若い人でも物忘れ自体はありますし、加齢に伴って物忘れが増えることは普通のことです。
アルツハイマー型認知症の「物忘れ」とは、出来事の一部を忘れてしまうのではなく、その出来事があったこと自体を忘れてしまいます。
その出来事自体を忘れてしまうため、関連した出来事やその時の状態などを伝えても本人が思い出すことが出来ず、
時間や場所などの認識もできなくなる、いわゆる見当識障害が同時に起こります。

全ての種類の認知症において、現在治療法は確立されていません。
しかしながら、アルツハイマー型認知症の症状を緩和させ、進行を遅くさせる薬は存在します。
このことからも、認知症の早期発見が、その後の生活の質を高めるのに大きく関係することが分かります。
初期の段階では本人にもしっかりとした自我があり、症状に関しても自覚はないため、病院へ行くのを嫌がられることもあるかと思います。
また、認知症の罹患者は、記憶自体は忘れていても、その時にどのような感情だったかは覚えていると言われています。
そのため、本人に分かりやすいように説明を行い、納得してもらったうえで病院を受診するようにしてください。

また、先に述べたように、アルツハイマー型認知症は生活習慣を改善することで、ある程度予防することが可能です。
偏った食生活を止め、野菜や果物、魚を食べるようにすること。定期的な運動習慣を身に着けることなどが挙げられます。
認知症とまでは行かずとも、脳は加齢とともに少しずつ萎縮していきます。
しかし、筋肉を鍛えれば年齢を重ねても能力を維持できるように、脳を鍛えることでその能力を維持させることが出来ます。
簡単なパズルや計算、読書。知的好奇心を忘れずに趣味に没頭するなど、小さなことでも脳はその働きを高めていきます。
そして、ストレスは認知症に限らず、万病のもとです。
自分にできる範囲で、楽しみながら行うことが、認知症対策には重要なことです。
そして、一番大切なのが、早期発見です。
少しでも気になることがあれば、積極的に病院で診察を受けるようにしてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。